ビーポーレンの栄養効果

ここではビーポーレンの栄養効果について述べています。

ビーポーレン(蜂花粉)の栄養効果
ビーポーレン(蜂花粉)

ビーポーレン(蜂花粉・花粉荷・ビーポレン)とはミツバチが数百万個集めた花粉の粒を、蜜と混ぜて小さな球にしたもののことですが、このビーポーレンには、「パーフェクトフード」といわれるほど、様々な栄養素が含まれていることが知られています。

 

カルシウム、銅、鉄、マグネシウム、マンガン、カリウム、リン、ヨウ素、セレン、ナトリウムや亜鉛などのミネラル類が、ビーポーレンには含まれています。

 

またミネラル以外にも、ビーポーレンには、未確認の物質や無機物から成る1~3パーセントの乾燥ミネラル物質が含まれているといわれています。

 

さらに、ビーポーレンにはジアスターゼや、ホスファテーゼ、トランスフェラーゼといった酵素が含まれ、さらに、カタラーゼ、アミラーゼ、ペクターゼといった、食べ物の消化を助ける酵素も多く含まれているとされています。

ビーポーレン(蜂花粉)は栄養豊富
ビーポーレン(蜂花粉)は栄養豊富。

それに加えて、22種類の必須アミノ酸を全て含み、完璧なタンパク質源としても知られているほか、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンEなど、18種類のビタミンや、14種類の脂肪酸、ルチンなどのポリフェノールも含まれていると言われています。

 

ビーポーレンの効果・効能

このビーポーレンはアルカリ性の食品であり、ビーポーレンを食生活に採り入れることで、アレルギーを抑えるなど、様々な効果・効能が期待できるとされています。

 

1、抗酸化作用・アンチエイジング

 

ビーポーレンは、ストレスや激しい運動によって生じる「活性酸素」による細胞の老化を防ぐ「抗酸化作用」が強いため、アンチエイジングや万病の予防、長寿の実現に効果的だと考えられます。

 

また、大量に含まれているビタミンB群も、ストレスを防いだり、肌の老化を防いだりするアンチエイジング効果があるといいます。

 

2、アレルギー反応を抑える効果

 

ビーポーレンにはヒスタミンの生産量を抑える働きがあるといわれているため、花粉症をはじめとしたアレルギー症状を抑えるのに効果を発揮するとされています。

 

3、滋養強壮・疲労回復

 

ビーポーレンに含まれているアミノ酸やビタミン、ミネラルといった豊富な栄養素は、体力や持久力を維持したり、からだの疲労の回復を早めたりするといわれています。

ビーポーレンは栄養素が豊富です。
ビーポーレンは栄養素が非常に豊富です。

ビーポーレンの選び方・食べ方

 

ビーポーレン(蜂花粉)を購入する際は、生のものか、低温(巣の自然温度である38℃以下)で乾燥されたものを選びましょう。

 

生のビーポーレンはそのままおやつとして食べても良いですし、乾燥したものは、はちみつやヨーグルトやスムージー、グラノーラに混ぜて食べるのが一般的です。

 

またごくまれにアレルギー反応がでることがあるとされていますので、初めて食べる方は、少量を口に入れてみることをおすすめします。

ビーポーレン(蜂花粉)

さらに1歳未満の子どもに食べさせることは避け、子どもに食べさせる場合は、5歳以上にしておいたほうが無難です。

 

ちなみにビーポーレンはハチミツ専門店や健康食品の専門店、Amazonなどのオンラインショップで購入することができます。